レゴスーパーマリオのバーコードの仕組み

7月10日に発売されたレゴスーパーマリオ、バーコードがどんな風に機能してるのか調べてみました。

先に実験結果としてハテナブロックを色鉛筆で再現する動画を作ったので貼っておきます。

レゴスーパーマリオは足元についたセンサーで色を読み取ります。緑色は草、青色は水、黄色は砂、赤色はマグマの地面として認識し、マリオの反応が変わります。

クリボーやハテナブロック等は専用のタイルパーツが用意されていて、タイルにはカラフルなバーコードシールが貼られています。

クリボーの頭部分

バーコードはだいぶ細かく、アイコンも付いていて全部含みで認識してるのかと思い、試しにアイコンの部分を隠してマリオに踏ませてみたらちゃんとクリボーとして認識していました。

クリボーのバーコード

アイコンが関係無いとなると残りはこのカラフルなバーコード・・・複雑そうですがよく見ると同じ色が繰り返し並んでいます。上から順に「緑」「赤」「青」「ピンク」「オレンジ」で以降その色の繰り返しです。

他のタイルも見てみると・・・

スタート地点の土管は「青」「黄緑」「赤」「緑」「紫」
ゴールは「水色」「黄緑」「赤色」「緑」「オレンジ」
クッパJrは「緑」「赤」「水色」「青色」「オレンジ」

どうやらどのバーコードも5色で構成されていて、色の並びによってタイルの種類を判別しているようです。でもまだ同じ並びが何個必要なのかがわかっていません。

そこで同じ色の並びを色鉛筆で描きバーコードを再現したら専用タイルとして認識するのか、という実験をしてみました。ここで冒頭の動画に戻ります。

結論から言うと色の並びを繰り返す必要は無く、必要な5色が並んでいるとそれだけで専用タイルとして認識しました。ただ5色並べるだけだと認識しない事も多々あり、同じ色の並びが繰り返されているのは認識率を上げるためのようです。

今回は色鉛筆で実験しましたが、白いシールとカラーペンがあれば専用タイルをセットに追加できそうでした。スターターセットについているクルクル回る足場やゴールとかは何個かあると面白いステージが作れるかもしれません。